2. 法定後見制度、3つの法定後見「補助」「補佐」「後見」とは?
すでに判断能力が不十分な場合、家庭裁判所が支援者を選ぶ「法定後見制度」を利用します。本人の状況に応じて、以下の3つの区分が用意されています。
補助
重要な手続き・契約の中で、ひとりで決めることに心配がある方が対象です。一部の限定された手続きなどについて、一緒に決めてもらったり、代わってしてもらったりします。
保佐
重要な手続き・契約などを、ひとりで決めることに心配がある方が対象です。財産にかかわる手続きなどについて、一緒に決めてもらったり、代わってしてもらったりします。
後見
多くの手続き・契約などを、ひとりで決めることがむずかしい方が対象です。判断が非常に難しい場合に、ご本人の不利益にならないよう広範囲のサポートを行います。
家庭裁判所によって選ばれた成年後見人等(補助人・保佐人・成年後見人)は、本人の利益を考え、本人を代理して法律行為をしたり、同意を与えたり、不利益な行為を取り消したりすることで保護・支援します。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)