1. インデックスファンドの基本を解説

インデックスファンドとは、特定の市場指数(インデックス)と同じような値動きを目指す投資信託の一種です。

投資信託が運用目標とする指数のことを「ベンチマーク」と呼び、どのベンチマークを選ぶかによって、そのファンドの投資方針が決定されます。

NISAの「つみたて投資枠」で選択可能な商品の大半を占める「指定インデックス投資信託」も、このような特定の指数に連動することを基準に選ばれています。

例えば、日本の株式市場を対象とするインデックスファンドでは、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価などが代表的なベンチマークとして採用されています。

日経平均株価をベンチマークとするファンドであれば、日本を代表する225社の株式に投資することで、日経平均株価に連動するリターンを追求します。

<主要なベンチマークの例>

  • 日本株式:TOPIX、日経平均株価
  • 米国株式:S&P500
  • 全世界株式:MSCI ACWI など

1.1 インデックスファンドが持つ主なメリット

  • 低コスト:運用にかかる手数料(信託報酬)が比較的安価な傾向にあり、長期的な資産形成に向いています。
  • 透明性:日経平均株価などの公表されている指数に連動するため、値動きの背景が理解しやすいです。
  • 分散効果:一つのファンドを購入するだけで、数百から数千の企業へ手軽に分散投資ができます。

次の章では、インデックスファンドを通じて具体的にどのような企業に投資できるのかを見ていきましょう。