4. 「まだ早い」がリスクになる?人生100年時代、健やかなうちに始めたい「未来への棚卸し」
平均寿命の延伸により、私たちはかつてないほど長い「セカンドライフ」を手に入れましたが、それは同時に認知症などの健康リスクと向き合う時間の増加も意味しています。
最新データが示す通り、高齢者の3人に1人が認知機能の低下に直面する可能性がある今、判断力が確かなうちにエンディングノート等で意思表示をしておくことは、自分自身と家族を守るための賢明な選択と考えられます。
終活を単なる「死への準備」と捉えるのではなく、未来を安心して生きるための「人生の棚卸し」と捉え直してみてはいかがでしょうか。まずはノートを一冊用意し、身近な資産や希望を書き出すことから始めてみるのもよいでしょう。今日からの一歩が、10年後、20年後のあなたと大切な人の笑顔につながります。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」1 主な年齢の平均余命
- 政府広報オンライン「知っておきたい認知症の基本」
- NPO法人ら・し・さ(終活アドバイザー協会)第2回終活意識全国調査報告書【確定版】(2025年7月)
村岸 理美