4. まとめ
直近の厚生年金受給権者の平均受給額は、月額約15万円です。
厚生年金に40年加入した人は、平均年収約438万以上で月額15万円以上の年金を受給できます。
ただし、年金額の計算基礎となる平均標準報酬額を計算するのは難しいため、ねんきん定期便やねんきんネットなどで確認しましょう。
厚生年金の加入期間が長いほど、また加入中の平均年収が高いほど、将来受け取る年金額は多くなります。年収を上げるのは難しいケースもあるため、老後対策の1つとして定年後もできるだけ長く仕事を続けることなどを検討してみましょう。
【編集部よりご参考】繰下げ受給とは?
通常、年金は65歳からもらうものですが、「まだ働けるし、今すぐ必要じゃない」という方には「繰下げ受給」という選択肢があります。簡単に言うと、年金の受け取りを後回しにして、もらう金額を増やすという方法です。
たとえば、65歳で受け取る予定を75歳まで繰り下げると、年金額が84%も増える効果があります。
ただし、繰下げ受給には「年金受給開始までの収入源が必要」「金額によって税金や社会保険料が高くなることがある」「加給年金に影響がある」などの注意点もあるため、近くの年金事務所等で不明点を解消することが重要です。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」2025年12月公表
- 日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」
- 日本年金機構「老齢厚生年金の受給要件・支給開始時期・年金額」
西岡 秀泰
