2. 給与所得者の平均年収は長年「400万円台」で横ばい
では次に、厚生年金を受け取れる「給与所得者」の、平均年収について見ていきましょう。
国税庁が公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」によれば、2023年に1年間勤務した給与所得者の平均年収は460万円となっています。
日本の平均給与は近年やや上昇していますが、過去10年間の推移を振り返ると、長らく400万円台で推移している状況が続いています。
上記から、日本における一般的な年収水準は、依然として400万円台にあると考えられます。
前章でお伝えしたように、会社員や公務員といった給与所得者が老後に受け取る年金額は、現役時代の年収水準や就労期間によって大きく左右されます。
では、「平均的な年収」で働いてきた場合、老後の年金はどの程度になるのでしょうか。
次章では、「平均年収400万円」で「40年間」働いたケースを想定し、受け取れる年金の月額について確認していきます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事し、延べ1万名以上の個人のお金の相談に携わった。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2026年7月29日更新)