3. 【純金積立でどのくらい増える?】月1万円×10年間(2016年〜2025年)でシミュレーション
仮に純金積立を行っていた場合、資産はどの程度増えていたのでしょうか。過去10年間の金価格の推移をもとに、シミュレーションしてみます。
3.1 今回の前提条件
- 積立期間: 10年間(2016年1月〜2025年12月)
- 積立方法: 毎月最初の営業日の価格で1万円分を購入(ドルコスト平均法)
- 積立回数: 120回
- 買付手数料: 1.65%(税込)を差し引いた9835円分を毎月購入に充当
- 売却価格: 2万3051円/g(2025年12月31日の最終データより)
3.2 総投資額(元本)・手数料総額・購入に充てた純額はいくら?
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総投資額(元本)・手数料総額・購入に充てた純額
総投資額(元本): 1万円 × 120カ月 = 120万円手数料総額: 165円(1万円×1.65%) × 120カ月 = 1万9800円
購入に充てた純額: 120万円 - 1万9800円 = 118万200円
3.3 シミュレーション結果を見る
この10年を振り返ると、金価格は1gあたり4000円台だった2016年から、2025年末には2万3000円を超える水準まで上昇しており、非常に大きな値上がりを記録しています。
毎月一定額を継続して購入する「ドルコスト平均法」を前提に、各月の月初価格で買い付けた場合の結果を見ていきましょう。
- 購入できた金の総量: 約149.23g(平均購入単価:約7908円/g)
- 評価総額(2025年末): 149.23g × 2万3051円/g = 約343万9890円
- 運用益(評価益): 343万9890円 - 120万円 = 約223万9890円
3.4 評価額は元本(120万円)に対して約186%増
シミュレーションでは、毎月1万円を積み立てた場合(元本120万円)、評価額は340万円超となり、投資元本に対して約186%の増加、約2.8倍に相当する結果となりました。
この10年間は、世界的な情勢変化やインフレの影響を背景に金価格が大きく上昇しており、その流れが高い運用成果につながったといえます。
もっとも、金価格が今後も上昇し続けるとは限りません。
それでも純金積立は、価格が下落した局面では自動的に購入量が増える仕組みを持っています。
そのため、一括で購入する場合と比べて高値で掴んでしまうリスクを抑えやすく、長期的な資産形成を安定して進めやすい点が特徴です。

