2. 【積立金額別・シミュレーション】新NISAで資産形成したらいくらになる?

40歳代・50歳代になると定年退職まであと20年や10年ほどとなり、老後資金の準備を検討し始める方が増えてくるでしょう。

老後資金の準備方法にはいくつかありますが、新NISAで資産形成するのも一つの方法です。

つみたて投資枠なら、まとまった資金がなくとも毎月少額ずつ積み立てることが可能です。

そこで、40歳代や50歳代から新NISAで資産形成した場合、将来どのくらいの金額になるのか、毎月の積立金額ごとにシミュレーションしてみましょう。

毎月の積立額は無理のない範囲で決めることが大切なため、ここでは1万円から5万円までのケースで試算します。

2.1 【シミュレーション条件】

  • 利回り:年3%
  • 運用期間:15年
  • 積立金額:毎月1万円・2万円・3万円・4万円・5万円

シミュレーション条件をもとに試算した結果は、以下のとおりです。

利回り3%、運用期間15年の場合の積立金額ごとの運用結果3/3

利回り3%、運用期間15年の場合の積立金額ごとの運用結果

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」を利用しシミュレーションした結果を筆者作成

【毎月1万円×15年】利回り:年3%

  • 投資元本:180万円
  • 運用利益:46万円
  • 資産評価額:226万円

【毎月2万円×15年】利回り:年3%

  • 投資元本:360万円
  • 運用利益:92万円
  • 資産評価額:452万円

【毎月3万円×15年】利回り:年3%

  • 投資元本:540万円
  • 運用利益:139万円
  • 資産評価額:679万円

【毎月4万円×15年】利回り:年3%

  • 投資元本:720万円
  • 運用利益:185万円
  • 資産評価額:905万円

【毎月5万円×15年】利回り:年3%

  • 投資元本:900万円
  • 運用利益:231万円
  • 資産評価額:1131万円

毎月1万円ずつを積み立てた場合でも運用利益が46万円付き、資産評価額は226万円となる結果です。

さらに、毎月5万円ずつの積み立てが可能であれば、231万円の運用利益が得られ、資産評価額は1000万円を超える可能性があります。

積立投資は長期間運用することで複利効果を十分に発揮でき、資産を雪だるま式に増やすことが期待できる資産形成方法です。

ただし、資産運用には価格変動リスクや元本割れリスクなどが伴います。

利益が期待できるでだけではないこと、金融商品ごとに異なる特徴などをよく理解したうえで検討することが大切です。

ほかの貯蓄方法と組み合わせて、老後の資金準備方法として取り入れてみるのも1つの選択肢となるでしょう。