3. 新NISA制度を利用するメリット
今回のシミュレーションでは、新NISA制度の「つみたて投資枠」の利用を想定していますが、なぜ新NISA制度を利用すべきなのか、そのメリットを簡単にご紹介します。
・利益に税金がかからない
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。シミュレーションで発生した695万円の利益も、課税口座なら約140万円が税金となり、手取りは約555万円に減少します。NISAの非課税保有限度額は買付金額ベースで合計1800万円です。今回のシミュレーションでは元本が1920万円となるため、上限を超える120万円分は課税口座での運用となりますが、元本の約94%を非課税枠で運用できるため、税負担を大幅に抑えることが可能です。
・売却タイミングの自由度が高い
積み立てた資産は、どんなタイミングでも、一部分だけでも、非課税で売却が可能です。新NISAで得た利益は非課税のため、扶養の判定にも影響をしないことから、「このタイミングで売却したら扶養から外れるかも…」といった心配も不要です。 ライフイベントや価値の上昇に合わせて、必要な時に必要なだけ売却できます。
・手軽に始められる
「つみたて投資枠」の対象商品は、金融庁の厳しい基準を満たした、長期的な資産形成向きのラインナップです。 投資の専門知識がなくても大きな失敗を避けやすく、初心者の方が安心して始められるように設計されています。
著者
青山学院大学卒業後、会計事務所にて税理士補助業務に従事。その後、ファイナンシャルプランニング技能士検定1級と社会保険労務士試験に合格。社会保険労務士事務所にて、給与計算や社会保険手続き、労務コンサルティング補助業務などに従事。公的年金、社会保険(国民健康保険)、定額減税制度などのお金に関することや、NISA等の資産運用関係の執筆を得意とする。
監修者
マネー編集部NISA班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験がある編集者が中心となり、金融庁や一般社団法人投資信託協会など官公庁等の公開情報等をもとにわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部NISA班貯蓄班に所属する編集者は野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵などの資産運用アドバイザー経験者等で構成されており、トップセールスで多数の表彰歴を持つ編集者など、表彰歴多数の編集者も複数在籍。株式や投資信託などを用いた豊富な資産運用、資産形成、老後資金のアドバイスなどの経験と知識を保有し、読者に正確な記事を届けています。
一種外務員資格(証券外務員一種)、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月9日)