【65歳~70歳~75歳~】老後の赤字は減っていくモノ?「月々の生活費・食費・貯蓄」60歳代→70歳代の推移を徹底検証
食費はひと月約7万円?60歳~79歳いまどきシニアの「厚生年金平均月額」1歳刻みでチェック
sasazawa/shutterstock.com
1月も終わりに近づき、日々の暮らしや家計のあり方を改めて見つめ直している方も多いのではないでしょうか。なかでも「老後の生活設計」は、物価の値上がりや制度の変化が続く今、どの世代にとっても避けては通れない関心事です。
2025年12月にJ-FLEC(金融経済教育推進機構)が公表した最新の調査では、60歳〜70歳代の幅広い層において「年金だけでは暮らしにゆとりがない」と感じている実態が明らかになりました。
また、二人以上世帯の約3割が「日常生活費を賄うことさえ難しい」と回答しています。
こうした不安の裏側には、5割以上の世帯が懸念している「止まらない物価上昇」に加え、「医療や介護の自己負担が増えていくこと」への切実な悩みがあります。
そこで本記事では、65歳から75歳以上にかけて変化していく「月々の生活費」や、平均7万円前後といわれる「食費」の内訳を詳しく見ていきます。
あわせて、気になる60歳代〜70歳代の「貯蓄額」や「厚生年金の平均受給額」についても徹底整理。最新の統計データから、今のシニア世代が直面している家計のリアルを紐解いていきましょう。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)
監修者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)