2. シニアも「子ども・子育て支援金」を負担する理由は?

シニア層は、子どもが独り立ちし、すでに子育てが終わっていることが多いでしょう。なぜ年金生活となるシニア層まで、支援金を負担するのでしょうか。

幅広い世代が子ども・子育て支援金を負担する理由は、少子化による社会保障の破綻を防ぐためです。年金や医療、介護といった社会保障は、現役世代の納める社会保険料があってこそ成り立つものです。

少子化がこのまま進むと、将来の現役世代は今よりも減少すると見込まれます。今後現役世代の人数が減れば、高齢者を支える年金・医療制度自体が維持できなくなる可能性があるのです。

「子どもや子育て世帯を支えることは、結果的に自分自身の社会保障基盤を支えることになる」という考え方のもと、全世代で少しずつ支援金を負担することになりました。

次章では、実際にシニア層が納める負担金額を解説します。