5. 2026年1月5日(月)までに請求書を提出すれば10月分から遡及して受給
本記事では、年金生活者支援給付金について、その概要から対象者の条件、2025年度の給付額、そして請求手続きの流れまでを解説しました。
この制度は、年金収入やその他の所得が一定基準以下の方々の生活を支える、大切な仕組みです。
ご自身が対象になるかもしれないと感じた方は、日本年金機構からのお知らせを見逃さないようにすることが重要です。
特に、これから年金を受け取り始める方は、ご自身での手続きが必要になる場合があるため注意しましょう。
手続きを忘れてしまうと、本来受け取れるはずの給付金が受け取れなくなってしまいます。
今年度、新たに年金生活者支援給付金の対象となる方で、請求書をまだ提出されていない方はいらっしゃいませんか?
【#年金生活者支援給付金 はお手続きが必要です】
— 日本年金機構 (@Nenkin_Kikou) December 17, 2025
今年度新たに年金生活者支援給付金を受給できる方へ、緑色の封筒で給付金請求書(はがき型)を送付しています。提出がお済みでない方は、令和8年1月5日(月曜)必着でご提出ください。なお、電子申請でのお手続きも可能です。https://t.co/TcbrysYaqA pic.twitter.com/HBbD3uJvEt
2025年9月1日より順次送付された年金生活者支援給付金の請求書は、同月末までに日本年金機構に到着した場合、12月(10月分と11月分)から振込がスタートします。先日、12月15日の年金支給日にはじめてこの給付金を受けとったという方もいるでしょう。
もし、9月末までに請求書を提出できなかった方は、2026年1月5日(月)までに日本年金機構に必着で提出すると、10月分・11月分の年金生活者支援給付金も受けとれます。
この期日に間に合わなかった場合は、請求した月の翌月分からの支払いとなりますのでご注意ください。
参考資料
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」
- 厚生労働省『令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況』
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度」
- 日本年金機構「障害年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「遺族年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「Q.手続きが遅れると年金生活者支援給付金は受け取れなくなりますか。」
和田 直子