2. 年金400万円超えは「ひとごと」じゃない?元会社員が注意すべき「厚生年金+企業年金」の合計額
年金受給者のうち、確定申告が必要となる条件の1つが400万円以上の年金額です。「年金が少ない」と言われる近年、400万円以上の年金を受給する人はいるのでしょうか。
実は、福利厚生の整った大手企業に勤めていた元サラリーマンなら、年金額が400万円を超えている可能性があります。厚生年金と確定給付企業年金(DB)を受給する場合、どれくらいの年金月額になるのか見ていきましょう。
2.1 【確定給付企業年金(DB)】平均月額はいくら?「申告不要でも還付申告」がお得なことも
確定給付企業年金(DB)は、福利厚生の1つです。従業員は退職金や年金として受け取れる仕組みとなっています。
運用方法によって「基金型」と「規約型」に分かれ、それぞれにおける老齢給付(年金)の平均額は以下のとおりです。
確定給付企業年金(DB)による老齢給付を受ける場合、国民年金・厚生年金に上乗せして受け取るものです。これらを合わせた受給額が年間400万円を超える場合は、確定申告が必要です。
※ご注意:企業年金(DB)は原則、一律7.6575%の所得税が天引きされています。申告不要の対象者でも、確定申告をすることで払いすぎた税金が戻る(還付される)ケースがあるため、源泉徴収票の確認をお勧めします。
著者
1981年生まれ。2000年に高校卒業・妊娠・出産。2003年に明治安田生命(旧明治生命)に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、公的保険アドバイザーの資格を保有する日本FP協会認定のアフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー(AFP)。保険見直しや資産形成など、人生にかかわるお金の相談に特化した独立系FP。
現在は、W&DーWriter&Design-の代表。FP相談では、AI時代に特化した「AI×FP」のハイブリッドFP相談が特徴。また、WEBライターやWEBデザイン事業も展開し、専門家コメントやお金に関する記事執筆を中心に、執筆数は全体で1,000記事を超える。子育てを終え、柴犬と豆柴を連れ夫婦で旅行に行くことを趣味としている。
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)