3. 60歳代の貯蓄額の平均と中央値

最新の資料を参考に、60歳代の貯蓄額の平均と中央値はどの程度なのかを見ていきましょう。

※なお、これから確認する金融資産保有額には、預貯金以外に株式や投資信託、生命保険なども含まれます。また、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。

60歳代の貯蓄額の平均と中央値

60歳代の貯蓄額の平均と中央値

出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」をもとにLIMO編集部作成

60歳代の夫婦世帯の貯蓄額の平均は2033万円、中央値は650万円という結果でした。金融資産を保有していない世帯は約20%となっており、世帯間で大きな差が生まれている状況です。