重要なのは株価が大暴落した後に、買い出動できる現預金があるかどうかです。

バランスシートがしっかりした銘柄を選ぶ

株価が大暴落する際に真っ先に売られるのは、バランスシートが良くない銘柄です。

その理由は、景気が悪化するとどの企業も売上が伸び悩んだり、減少します。その際に当期純利益が赤字なる企業も出てきます。当期純損失は株主資本を直撃し、財務体質を悪化させます。結果、外部資金調達が難しく、倒産する可能性が高まるのです。

そうしたアクシデントに見舞われないためにも保有銘柄のバランスシートはしっかりチェックしておきましょう。

トレーディングなどの短期志向銘柄を選ばない

「デイトレ」や「スウィングトレード」なるキーワードが投資家心をくすぐりますが、そうしたトレーディンが機能するのは、株式市場が「平時」の時です。

ひとたびパニック的な売りに陥ると、そうしたトレーディングを活かせる場面も大きく減り、売り一色です。