株価大暴落でも安心して過ごせる投資家の事前準備とは

投資における心理的安全性とは何か

Olivier Le Moal/Shutterstock.com

株価が大暴落しているとき、私たち個人投資家はどう対処したらよいのでしょうか。その「状況下」で、たじろがずに冷静でいるというのはもっとも必要なことですが、それに対峙する前にできることがあります。今回はそうした「心理的安全性」をいかに確保できるかについて考えてみましょう。

現金残高(キャッシュポジション)をしっかり確保する

そもそも株式はリスク性資産です。株価は上下して当然といえます。リスクとリターンはちょうどコインの表と裏のように、一体です。リスクをとっているからリターンがあるのであって、リスクをとらなければ預貯金のようなリターンとなるはずです。

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自分の資産をすべて株式に投資をしているという方は少ないでしょうが、現預金をしっかり持っておくことで、大暴落時でも心理的には余裕が保てるでしょう。

資産が100あるとして、株式の保有割合が20であったとしましょう。その20が半分になっても10の損失で済みます。その程度の損失であれば、その後に資産規模を回復させることも十分に可能です。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。