こうして新興企業の株価は大暴落時には大きく下落していくのです。世界を代表する投資家ウォーレン・バフェットもIPOは嫌いだといいます。その理由の一部が先の株式市場の思考プロセスから読み解けるのではないでしょうか。
大暴落したら買い増しするリストを作っておく
株式市場が大暴落するときに不安になるのではなく、ワクワクするためにはどうしたらよいのでしょうか。
モノは考えようです。
大暴落になったら買いたいリストを作成しておくのです。たとえば、以下のような基準で作ってみてはどうでしょうか。
- バランスシートが強硬な銘柄
- バリュエーションが安い銘柄
- リーマンショック時でも赤字にならなかった銘柄
- 企業の歴史が20年以上ある銘柄
- 営業利益率が10%以上ある銘柄
こうしてみることで、株式市場の大暴落を前に心理的安全性を確保できるだけではなく、大暴落を愉しむことさえできるのです。
青山 諭志