2. 年収400万円で描くサイドFIREの現実性

サイドFIREを現実的に考えるには、まず自分の生活費を把握することが欠かせません。

総務省が行った家計調査によると、二人以上の世帯の平均的な年間消費支出はおよそ360万円前後となっています。

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消費支出の月平均額の推移(二人以上の世帯)

出所:総務省「家計調査報告 家計収支編2024年(令和6年)平均結果の概要」

この水準を一つの目安にすると、完全FIREはかなり厳しくなりますが、「生活費の一部だけを働いて確保し、残りを運用益や貯蓄から補う」ことが実現できれば、年収400万円層でもサイドFIREが十分に視野に入ります。

ポイントは「すべての生活費を運用でまかなう必要がない」という点です。

支出管理を徹底しつつ、生活費の一部を継続的な収入で確保する設計を行えば、長期的にはサイドFIREを十分に実現可能です。

無理のない範囲で生活の規模や働き方を調整することが、現実的な半リタイアへの近道となります。