5. まとめにかえて
遺族年金改正により、マイナスの影響を受けるのは18歳年度末までの子がいない30歳以上60歳未満の女性です。本来一生涯受給できた遺族年金が、原則5年間になります。
一方、55歳未満の子のない男性は、従来受け取れなかった遺族年金を5年間受給できるようになります。このように、制度の改正によりマイナスの影響を受ける人とプラスの影響を受ける人に分かれる点を押さえておきましょう。
この改正をきっかけに、遺族年金と遺族へ渡る財産を確認し、今後のライフプランについて考えてみてください。
参考資料
柴田 充輝