1. 投資シミュレーション

今回は、利回り3%で15年間の積立投資を行った場合のシミュレーション結果を、3パターンの積立額を用いて見ていきます。

1.1 パターン1〜月額3万円〜

【積立条件】

  • 積立額:月額3万円
  • 積立期間:15年間
  • 平均利回り:3%

将来の運用資産額(月額3万円)

将来の運用資産額(月額3万円)

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

【シミュレーション結果】

  • 投資元本:540万円
  • 運用後資産額:679万円
  • 運用利益:139万円

1.2 パターン2〜月額5万円〜

【積立条件】

  • 積立額:月額5万円
  • 積立期間:15年間
  • 平均利回り:3%

将来の運用資産額(月額5万円)

将来の運用資産額(月額5万円)

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

【シミュレーション結果】

  • 投資元本:900万円
  • 運用後資産額:1131万円
  • 運用利益:231万円

1.3 パターン3〜月額10万円〜

【積立条件】

  • 積立額:月額10万円
  • 積立期間:15年間
  • 平均利回り:3%

将来の運用資産額(月額10万円)

将来の運用資産額(月額10万円)

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

【シミュレーション結果】

  • 投資元本:1800万円
  • 運用後資産額:2262万円
  • 運用利益:462万円

1.4 シミュレーション結果

シミュレーション結果一覧

シミュレーション結果一覧

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」結果を元に筆者作成

今回のシミュレーションでは、同じ利回り・積立期間で投資月額のみを変えた場合に、最終的な資産額がどうなるかを見ていきました。

結果として、投資額を増やすことで利益も比例して増えていきますが、利益率としては変わらず、どの金額であっても25.7%です。

これは、利回り3%で15年間の複利運用をした際の利回りが25.7%となるためであり、投資額の増減によって変わることはないのです。

そのため、同じ条件で積立金額を変えた場合は、単純に投資額の増加割合分だけ利益の額も増額したものとなるのです。