1. フルタイムとパートの給料格差は約3.5倍?「それぞれの給料の平均はいくら?」
2025年11月6日に厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査(全国調査)9月速報」において、2025年9月の月間現金給与総額を見ると、一般労働者とパートタイム労働者の間に依然として大きな開きがあることがわかります。ここでいう「一般労働者」とは、週の所定労働時間が通常の従業員と同じフルタイム勤務の人を指します。正社員に限らず、契約社員や嘱託職員なども含まれるのが特徴です。
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一般労働者:平均給与は38万1898円、前年比2.3%の増加
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パートタイム労働者:平均給与は10万9659円、前年比1.9%の増加
フルタイムである一般労働者は、定期昇給制度や賞与支給制度の対象となることが多いため、基本給が高水準で維持されやすく、賃金上昇率も高くなる傾向にあります。また、一般労働者は勤続年数が長く、専門的な知識やスキルが求められる職種に就いている割合が高いため、労働市場での評価や企業の人材投資が賃金に反映されやすいと考えられます。
一方で、パートタイム労働者は、労働時間の制約や年収の壁を意識した就業調整などから、賃金水準や上昇率が一般労働者に比べて抑制されやすい側面があります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)