3. 老後は、複数の選択肢を組み合わせた資産管理が大切

本記事では、70歳代の二人以上世帯における貯蓄の実態と、高齢者世帯の家計運営について見てきました。

J-FLECの調査によると、70歳代の貯蓄額には平均と中央値で大きな差があり、貯蓄ゼロの世帯もあれば、3000万円以上を持つ世帯もあるなど、資産の格差がはっきりしています。

さらに、内閣府の調査では、高齢者世帯の6割以上が、日々の生活費を預貯金から取り崩していることが分かっています。

こうしたデータから見えてくるのは、「公的年金頼りで老後を迎えるのは安心できない」ということです。老後を安定させるためには、自分の家計に合った資産管理や生活設計を、早めに考えておくことがとても大切だと言えるでしょう。

※本記事の制作にあたって、一部AIを活用しています。

参考資料

マネー編集部貯蓄班