3. 医療費控除:確定申告で税金が戻る
医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告によって所得税や住民税の負担が軽くなる制度です。
本人だけでなく、生計を共にする家族の医療費も合算でき、年間の医療費が「10万円」または「総所得金額の5%」を超えた部分が控除の対象になります。
控除の対象となる医療費は、病院での診療・治療費のほか、薬代、通院のための交通費など幅広く含まれます。市販薬の購入も対象になる場合があるため、少額でもこまめに記録しておくと良いでしょう。
医療費控除を受けるには確定申告が必要です。医療費が多かった年は、領収書や医療費通知、レシート類をきちんと保管し、後から申告しやすいよう整理しておくことが大切です。
