3. 【70歳代のリアルな年金額】国民年金や厚生年金の平均月額はいくら?
健康寿命が伸びたことを背景に、近年は70歳代になっても働き続ける方も増えています。健康維持や生きがいのために働く人がいる一方で、低い年金額となり生活のために働く70歳代もいます。
では、70歳代の平均年金月額について詳しく見ていきましょう。
3.1 【国民年金】70歳代の平均月額
- 70歳代前半:5万8421円
- 70歳代後半:5万7580円
2023(令和5)年度の国民年金月額は、満額6万6250円でした。70歳代全体の平均月額は、この満額の87.5%の水準となっています。
3.2 【厚生年金】70歳代の平均月額
- 70歳代前半:14万4520円
- 70歳代後半:14万7936円
- 70歳代全体:14万6228円
70歳代における厚生年金の平均月額を見てみましょう。ちなみに1947年から1949年生まれの団塊の世代は、2023年時点で74歳から76歳です。
年金制度の仕組みに起因し、現役時代の高い収入が反映されていると考えられます。バブル時代の恩恵は、こんなところにも現れているんですね。

