9. 日本の平均寿命は男女別に何歳?将来の平均寿命の推計と老後への備えを
日本の平均寿命について、厚生労働省の『令和5年簡易生命表』によると、令和5年(2023年)時点で男性が81.09歳、女性が87.14歳となっています。
今後も平均寿命は延び続けると予測されており、国立社会保障・人口問題研究所の『日本の将来推計人口(令和5年推計)』によれば、令和52年(2070年)には男性が85.89歳、女性が91.94歳に達する見込みです。
このように、人生100年時代が現実味を帯びるなかで、長期的な視点でのライフプランや資産形成がますます重要になるといえるでしょう。
今回みてきたように、公的年金は、老後の生活を支える重要な柱ですが、受給額には個人差があり、それだけで生活費のすべてをまかなえるとは限りません。
まずは、ご自身が将来どれくらいの年金を受け取れるのかを正確に把握することが第一歩です。
もし、年金だけでは老後の生活費が不足しそうだと感じた場合には、今からその差額をどのように補っていくかを考える必要があります。
※本記事は2025年8月5日に公開された記事の再編集記事です。