3. 自分は確定申告が必要?「公的年金等の源泉徴収票」を確認しよう!
年金受給者が確定申告の要否を判断する際には、まず「公的年金等の源泉徴収票」を確認することが重要です。
この書類は毎年1月頃に日本年金機構から郵送され、2月から12月までに支払われた年金の合計額などが記載されています。
源泉徴収票の(1)の欄が年金の合計支払額にあたり、この金額が400万円以下で、なおかつ年金以外の所得が20万円以下であれば、確定申告は不要です。
ただし、確定申告不要制度の対象となる場合でも、申告することで税金の還付を受けられる可能性もあります。
次章では、年金受給者が「確定申告をしたほうが良いケース」について詳しく見ていきます。
