2. 【厚生年金と国民年金】老後、年金はどのくらいもらえる?額面を解説
働く高齢者が多いことを確認しましたが、年金だけで生活することはできないのでしょうか。
現在のシニア世帯の受給額を確認してみましょう。
厚生労働省年金局「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金受給者の年金受給額の分布は以下のとおりです。
2.1 厚生年金受給者の年金受給額(額面)
年金受給額:割合
- 月額1万円未満:0.27%
- 月額1万円以上2万円未満:0.09%
- 月額2万円以上3万円未満:0.22%
- 月額3万円以上4万円未満:0.42%
- 月額4万円以上5万円未満:0.48%
- 月額5万円以上6万円未満:0.67%
- 月額6万円以上7万円未満:1.96%
- 月額7万円以上8万円未満:3.60%
- 月額8万円以上9万円未満:4.99%
- 月額9万円以上10万円未満:6.29%
- 月額10万円以上11万円未満:6.92%
- 月額11万円以上12万円未満:6.66%
- 月額12万円以上13万円未満:6.09%
- 月額13万円以上14万円未満:5.74%
- 月額14万円以上15万円未満:5.78%
- 月額15万円以上16万円未満:6.00%
- 月額16万円以上17万円未満:6.22%
- 月額17万円以上18万円未満:6.42%
- 月額18万円以上19万円未満:6.38%
- 月額19万円以上20万円未満:5.98%
- 月額20万円以上21万円未満:5.31%
- 月額21万円以上22万円未満:4.38%
- 月額22万円以上23万円未満:3.26%
- 月額23万円以上24万円未満:2.18%
- 月額24万円以上25万円未満:1.43%
- 月額25万円以上26万円未満:0.94%
- 月額26万円以上27万円未満:0.59%
- 月額27万円以上28万円未満:0.34%
- 月額28万円以上29万円未満:0.19%
- 月額29万円以上30万円未満:0.09%
- 月額30万円以上:0.12%
平均年金月額:15万289円
*厚生年金保険受給権者には、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、定額部分のない報酬比例部分のみの 65 歳未満の受給権者が含まれています。
会社員や公務員経験がある厚生年金受給者の平均受給額は、月15万289円です。
ただし、受給額が月額20万円以上の人もいれば月額10万円未満の人もいて、受給額は人によってかなり異なります。
これは、厚生年金が現役時代の平均年収と勤務期間によって決まるためです。
平均年収が高く勤務期間が長いほど、受給額は増える仕組みとなっています。
一方、会社員や公務員経験がない自営業者や専業主婦は厚生年金を受け取れず、もらえる年金は国民年金のみです。
国民年金の平均受給額は、月5万9310円となっています。
そのため、例えば平均的な会社員の夫(厚生年金+国民年金の平均月額15万289円)と専業主婦の妻(国民年金の平均月額5万9310円)の世帯がもらえる年金月額の額面は20万9599円程度が目安となります。
