2. 推し活市場は推計3.9兆円に迫る巨大市場

推しがいると回答した人のうち、70.6%が実際に「推しにお金を使っている」ことが明らかになりました。

推しにお金を使っている人の割合

出所:株式会社A3「推し活とお金のリアル実態調査」

2.1 推しにお金を使っている人の割合(n=8159)

  • 推しがいる: 34.8%
  • 推しがいない: 65.2%
  • 推しにお金を使っている: 70.6%
  • 推しにお金を使っていない: 29.4%

推しに関して使う平均的な月額(n=1000)

出所:株式会社A3「推し活とお金のリアル実態調査」

2.2 推しに関して使う平均的な月額(n=1000)

  • 1円〜5千円未満: 46.5%
  • 5千円〜1万円未満: 22.9%
  • 1万円〜3万円未満: 18.5%
  • 3万円〜5万円未満: 7.0%
  • 5万円〜10万円未満: 3.5%
  • 10万円〜30万円未満: 0.7%
  • 30万円以上: 1.0%
  • (中央値加重平均) 平均消費月額: 16,356円
  • 「推しにお金を使っている」推定人数: 約1,997万人
  • 推定国内推し活市場: 約3.9兆円

推しにお金を使う人に、その利用額の平均的な月額を尋ねると、平均消費月額は16,356円でした。内訳を見ると「1円~5千円未満」が46.5%と最も多くなっています。

金額が多くなるにつれて割合は減少していますが、30万円以上利用している人が1.0%存在しており、消費行動には大きな幅があります。

この結果を基に推計された国内推し活市場の規模は、なんと約3.9兆円に上ります。