8. “誰に残すか”を決めておくことが、最後の安心につながる

相続人がいない場合、遺産は最終的に国庫に入ることは法律で決まっています。しかし、遺言書・信託・寄付などの手段をとれば、自分の意志で行き先を決めることができます。

特に、単身世帯や子どものいない夫婦が増える今、「相続人がいない=国庫行き」という現実を他人事と考えるのは危険です。

老後の備えの一部として、「自分の財産をどう活かすか」も考えることが、安心して最期を迎える第一歩です。

遺言書を早めに準備しておくと、安心して人生を締めくくれるかもしれません。

参考資料

和田 直子