高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の結果をご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年11月・2026年3月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要・2026年3月締め切りの奨学金】公益財団法人ロータリー米山記念奨学会「クラブ支援ロータリー米山記念奨学金(2026年度)」
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会は日本全国のロータリークラブ会員の寄付金を主な財源として、勉学、研究を志して日本に在留している外国人留学生に対し奨学金を支給し支援する、民間最大の国際奨学団体です。
1.1 【返済不要・2026年3月締め切りの奨学金】公益財団法人ロータリー米山記念奨学会「クラブ支援ロータリー米山記念奨学金(2026年度)」
【対象の課程】大学,大学院
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2026年4月入学予定者:2026年3月1日締切(本記事ではこちらのご紹介です)
2026年9月または10月入学予定者:2026年8月1日締切
【支給人数】10名程度 ※1地区につき枠外採用人数は最大1名、枠内採用人数は地区裁量とする。
【支給金額/人】361万円
① 大学学部課程:月額10万円
② 大学院修士課程:月額14万円
③ 大学院博士課程:月額14万円
・合格者には渡航費として上限25万円までの費用を日本円で支給
【支給期間】2026年4月入学の場合:2年間(2026年4月~2028年3月)
2026年9月または10月入学の場合:2年間(2026年9月~2028年8月または2026年10月~2028年9月)
【成績制限】ー
【所得制限】ー
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】不可(他の給付型奨学金と併給不可)
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】学部生・修士生・博士生 外国人留学生
【資格・条件】以下の項目に該当する者とする。
① 2026年4月、9月または10月に、文部科学省が所管する日本の大学・大学院正規課程に入学または編入学予定の外国人留学生であること。
② 日本の大学・大学院の学位取得を目的としている者。
③ 長期履修学生制度の学生、研修生、研究生、6か月未満の短期留学生などの非正規学生でないこと。
【募集団体】公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
【奨学金概要】海外応募者対象 ロータリー米山記念奨学生募集要項
2. 【返済不要・11月締め切りの奨学金】公益財団法人首藤奨学財団「首藤奨学財団 奨学金事業 募集要項(2025年度)」
公益財団法人首藤奨学財団は、将来の医療の発展のためには日々の基礎研究、および医療人材の育成が重要であると考え、創業の地、神奈川県において医療及び医療基礎研究分野の研究を行う学生、および同分野を専攻する学生に対して奨学金事業を行うことを目的として設立されました。
2.1 【返済不要・11月締め切りの奨学金】公益財団法人首藤奨学財団「首藤奨学財団 奨学金事業 募集要項(2025年度)」
【対象の課程】大学,大学院
【応募者の地域条件】埼玉県,神奈川県,石川県,長野県,静岡県,滋賀県,兵庫県,宮城県,岡山県,徳島県,高知県,佐賀県,大分県,沖縄県,茨城県,北海道,千葉県,新潟県,福井県,岩手県,愛知県,京都府,奈良県,鳥取県,広島県,香川県,福岡県,長崎県,宮崎県,山形県,栃木県,青森県,東京都,富山県,山梨県,岐阜県,三重県,大阪府,和歌山県,島根県,山口県,愛媛県,秋田県,熊本県,鹿児島県,福島県,群馬県
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】入学後 2025年9月16日~2025年11月28日
【支給人数】90人
【支給金額/人】70万円を一括給付予定
【支給期間】1回限り
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】可能
【他の給付型との併用】可能(現在奨学金を受給している財団、団体等に併給可否をご確認のうえ、記入欄に必要事項をご記入ください)
【専攻分野】医学部
【専攻分野の詳細】2026 年 4 月の奨学金受給時において、次のすべての要件を満たしていることが必要です。
1 医療及び医療基礎研究分野を専攻、又は研究しているもの。
2 人物・学力に優れ、熱意をもって取り組んでいるもの。
3 他の奨学金との併給可。日本学術振興会特別研究採用者も可。
【資格・条件】ー
【募集団体】公益財団法人首藤奨学財団
【奨学金概要】公益財団法人首藤奨学財団 奨学金事業
3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。
メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。
- これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
- 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
- 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
- 大学進学の予定はない 16.7%(14人)
※設問該当者・回答者84人
過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。
一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。
4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割
次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。
- 保護者が100%負担 78.6%(55人)
- 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
- 保護者は負担しない 8.6%(6人)
※設問該当者・回答者70人
約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。
- 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
- 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
- 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
- 保護者は負担しない 10.0%(7人)
※設問該当者・回答者70人
こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。
また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。
そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。
毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。




