3. まとめにかえて

シニア向けの給付金制度は申請しなければ受け取れないものがほとんどです。年金生活者支援給付金は対象者に年金事務所から申請書が送られてくるため、郵便物が届いたら必ず中身を確認し、速やかに返送しましょう。

60歳以上で働いている方は、賃金が下がった場合に高年齢雇用継続基本給付金の対象となる可能性があるため、ハローワークで確認してみてください。また、在宅介護をしている場合、手すりの取付けや段差解消などの住宅改修で最大18万円の補助が受けられます。

これらの制度は、自分から情報を取りに行かなければ見逃してしまうことも少なくありません。市区町村の窓口や地域包括支援センター、ケアマネージャーなどに積極的に相談し、利用できる制度を漏れなく活用しましょう。

参考資料

柴田 充輝