「本当にやりたいの?」「どうしてやめるの?」だけでは、尋問もしくは詰問です。会話が成立しにくいですよね。子供だって親を失望させたくはありません。我慢したり、嘘を言ったり、色々悩んで気持ちが整理できなくなっているのかもしれません。

子供の気持ちを知るために特別な言葉は必要ないのです。「さあ、これから○○ちゃんの気持ちに寄り添ってお話きくよ」と親が決意すれば、子供に伝わり自然と本音が見えてきます。子供って親の気持ちに本当に敏感なんですよ。

今思えば、私の母の世代は「子供は親の付属物」という価値観もあったようです。子供の意志は重要ではなく、大人がやらせたいことをやらせて、子供はそれに恩を感じて努力するべき、という感じでしょうか。

でも、「努力」と「我慢」は違います。「努力」は好きだからこそできるもの、「我慢」は嫌なことをするときにしなくてはならないものです。子供が成長するのは「我慢」しているときではなく「努力」しているとき。子供が何になら努力できるのか、それは本人にしかわからないのです。

自由な時間こそ、子供が成長できる一番の時

大人になると、暇な時間を持て余すこともありますよね。でも小さい時って、普段から面白いこと、気になることをすぐに見つけませんでしたか? 何もなくても、何となく楽しかったあの頃。

子供って親には想像もつかないような可能性を秘めた「天才」なんです。その子供の可能性を引き出し、才能を伸ばすのが「自由時間」。好きなことをしていい時間なんです。それを大人の浅知恵で、つぶしてしまうのはもったいない。子供時代の自由な時間ほど、貴重な時はないのかもしれません。

「無駄な空き時間」とみなしてしまわずに、子供に自由な時間を与えてみてはいかがでしょうか。

シマダマキ