障害基礎年金を受給している方に、さらに上乗せされる「障害年金生活者支援給付金」をご存じでしょうか。障害等級1級なら月額6813円、2級なら5450円が追加支給されます。
前年所得が479万4000円以下という要件を満たせば受給できますが、申請しなければ支給されません。
障害年金以外にも特別障害者手当や自立支援医療制度、公共料金の減免など、知らないと損をする支援制度が数多く存在します。利用できる制度を把握して、生活の安定を図りましょう。
1. 障害年金生活者支援給付金の受給対象者と受給額
まずは、障害年金生活者支援給付金の受給対象となる方の要件を見てみましょう。
- 障害基礎年金の受給者である
- 前年の所得(※)が479万4000円以下である(扶養親族等の数に応じて増額される)
※ 障害年金等の非課税収入は除く
障害年金生活者支援給付金は、障害基礎年金の受給者の生活支援のために設けられています。年金に上乗せして支給され、受給額は障害等級に応じて以下のように異なります。
- 障害等級1級の場合:月額6813円
- 障害等級2級の場合:月額5450円