現金で出費を管理するのに、封筒を使う方法があります。お給料をもらったら、その月に使う分は銀行口座から現金でおろし、各費用の項目ごとに封筒に小分けしてそこから使うようにしてみましょう。封筒は食費(外食費を含む)、被服費、交際・レジャー費などに分けて、他の項目の費用とごちゃ混ぜにならないように気をつけます。

また、念のために冠婚葬祭など急な出費のための特別費を1~2万円ほど用意しておくと安心です。各項目1カ月やりくりしてみて、余った分は貯金に回すようにしましょう。

先取り貯金や小銭貯金をする

貯金を本気でしたいのであれば、先取り貯金をするのが一番です。家計簿をつけて、いくら貯金ができるのか分析できたら、毎月その額は貯金するようにしましょう。そして、お給料日かその次の日には積み立てたいお金を貯金用の別口座に移してしまうことで、毎月必ず貯金が増える仕組みを作ります。

また、小銭貯金を合わせ技として使うと、貯金が増えるスピードもアップします。500円玉貯金でもいですし、小銭貯金専用の銀行口座を用意しておき、小銭が財布に溜まってきたと思ったら手数料のかからない時間帯にATMに入金するというやり方をすると、少しずつでも貯まっていくのが実感できて、貯金を楽しむことができますよ。

まとめ

お金を本気で貯めたいのであれば、初めは面倒に感じても家計簿をつけることをおすすめします。1〜2カ月つければ、自分が何にお金を使ってしまいがちなのかを発見でき、無駄を省いて貯金に回すお金を捻出できるようになります。

また、なるべくクレジットカードに頼らず現金を使うようにして、さらに費用は項目毎に分けておくことでお金の管理が格段にしやすくなります。先取り貯金・小銭貯金をし始めると貯めることが楽しくなり、きっとあなたも貯金体質になることができますよ。難しいことは一切ありませんし、「やる」か「やらない」かだけでなので、ぜひ実践してみてください。

LIMO編集部