2. 【公的年金】厚生年金と国民年金のしくみ
次に、公的年金の仕組みについて確認しましょう。
日本の公的年金制度は「2階建て」と呼ばれており、基礎部分となる「国民年金」が1階にあたり、その上に積み重なる形で「厚生年金」が2階部分を構成しています。
国民年金には、原則として国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入し、保険料(※1)は一律です。
これに対し、会社員や公務員は国民年金に加えて厚生年金にも加入し、収入に応じた保険料(※2)を負担します。
また、国民年金は保険料を全期間(480か月)納めることで、65歳から満額(※3)を受け取ることができますが、反対に納付不足がある場合は、その分が差し引かれる仕組みです。
※1 国民年金保険料:2025年度は月額1万7510円
※2 保険料額は標準報酬月額(上限65万円)、標準賞与額(上限150万円)に保険料率をかけて計算される
※3 国民年金の満額:2025年度は月額6万9308円
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】