2. 災害時の情報収集は、Z世代では「X」が主流に

調査によると、全世代ではテレビが55.7%でトップ。Z世代に限ると「X(旧Twitter)」が49.2%で最多でした。

2.1 【世代別】緊急災害時に、どのメディアで情報を得ることが多いですか?

テレビ

  • 全体 (n=1,000):55.7%
  • Z世代 (n=250) :38.4%
  • ミレニアル世代 (n=250):42.4%
  • ジェネレーションX (n=250):66.0%
  • シニア (n=250):76.0%

ポータルサイト

  • 全体 (n=1,000):40.0%
  • Z世代 (n=250):21.6%
  • ミレニアル世代 (n=250):28.8%
  • ジェネレーションX (n=250):54.4%
  • シニア (n=250):55.2%

X (旧Twitter)

  • 全体 (n=1,000):31.0%
  • Z世代 (n=250):49.2%
  • ミレニアル世代 (n=250):40.8%
  • ジェネレーションX (n=250):26.8%
  • シニア (n=250):7.2%

LINE

  • 全体 (n=1,000):19.9%
  • Z世代 (n=250):32.8%
  • ミレニアル世代 (n=250):20.0%
  • ジェネレーションX (n=250):15.6%
  • シニア (n=250):18.4%

Youtube

  • 全体 (n=1,000):19.1%
  • Z世代 (n=250):25.6%
  • ミレニアル世代 (n=250):24.0%
  • ジェネレーションX (n=250):10.8%
  • シニア (n=250):8.8%

災害発生時の情報収集源として全世代ではテレビが引き続き首位を占めていますが、Z世代では「X」が49.2%で最も利用されていることが明らかになりました。

LINEやYouTubeも3割前後が利用しており、SNSが災害時の主要な情報源になっていることがわかります。

Xは情報の拡散性に優れている一方、デマやフェイクニュースも瞬時に拡散されるリスクをはらんでいます。Z世代は「速さ」を重視するあまり、真偽を見極める前に情報を受け入れてしまう傾向が強く出るのかもしれません。

次の章では、Z世代のもう一つの特徴ともいえる「生成AIの利用状況」に注目してみましょう。