コニファーは北欧風のおしゃれな樹形が魅力の樹木。年間を通して葉が茂り、落ち葉も少ないことからシンボルツリーや生垣、外部からの目隠しなど幅広いシーンで植栽されています。
しかしながら「大きなサイズは値段が高い」ということもあり、購入に踏み切れない方も多いことでしょう。
そんなときは比較的お安い小さな苗木を購入し、時間をかけながらゆっくりと育てるのもひとつの方法です。
そこでこの記事では、静岡県在住の寄せ植え講師「きの子(@miekinoco)さん」がInstagram&ブログに投稿した【苗木から育てたコニファーの成長記録】をご紹介していきます。
1年ごとの記録が詳しくまとめられていますので、コニファー類の購入をお考えの方はぜひ参考にしてください!
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するInstagramは2024年12月27日に、ブログは2025年6月23日に公開されたものです。また、きの子(@miekinoco)さんから掲載許可をいただいております。
1. 【ビフォーアフター】購入時と現在の成長を比較
まずは「植え付けてから3年目(左:2018年撮影)」と「9年目(右:2024年撮影)」をご覧ください。小さな苗木だったコニファーが、立派に成長した様子が分かりますね!
きの子(@miekinoco)さんいわく、2024年まで剪定(せんてい)は1回もおこなわず、そこまで大きなお手入れもしなかったとのこと。では1年にどのくらい成長するのか、また枯れるようなことはなかったのか、成長の記録をじっくり見ていきましょう!
2. 【2016年~2020年】植え付け~5年目までのコニファーの成長記録
2.1 2016年~2018年の記録
2016年6月、きの子(@miekinoco)さんが植えたのはヒノキ科ビャクシン属の常緑高木「ゴールドコーン」。このコニファーを選んだ理由として下記のようなことをあげられていました。
- 比較的日本の気候に合う
- お手入れが簡単
- 樹幅が狭い
- 葉の色が明るい黄緑色
- 剪定をあんまりしなくていい
また、大きいサイズは高価なので一番小さな苗木を購入し、庭の南側に10本ほど植え付けたそうです。
翌年の2年目(2017年)は約5cm〜20cm、3年目(2018年)はさらに約20cm成長したそうですが、残念ながら1年目に植えたコニファーのうちの1本が枯れてしまったとのこと。
また、この年は苗木を追加で6本購入し、新たに植え付けをされたそうです。
※ビャクシン類は梨の病気媒介に関わるとされており、梨の生産地周辺など一部の地域で栽培が規制されています。植えたい場合は、あらかじめお住まいの地域のHP等を確認しましょう。
2.2 2019年~2020年の記録
4年目(2019年)の成長度合いは12cm〜18.5cm程度。昨年枯れてしまったところに、新たに追加で1本植え付けをされました。
5年目(2020年)は6.5cm〜23.5cmほど成長したものの、2018年に追加で植えたうちの2本(〇印の部分に植えていたもの)が枯れてしまったとのことでした。
3. 【2021年~2025年】6年目~10年目までのコニファーの成長記録
3.1 6年目~8年目の記録
6年目(2021年)は1本も枯れることなく、それぞれ16cm〜39cmほど成長。また、この年はコニファーの挿し木にもトライされたそうです。
7年目(2022年)も1本も枯れず、成長度合いは17cm〜38cmほど。
この年、芝生を植えるにあたって庭を掘り返しバーナーで焼いたところ「少しだけコニファーに被害が出た」というトラブルもあったようです。
8年目(2023年)、西側に植えたコニファー2本のうちの1本が完全に枯れてしまい、もう1本も危ない状態に。猛暑の影響かもしれないと考察されていました。
なお、6年目(2021年)に挿し木したコニファーもこの年に枯れてしまったそうです。うまく育っていたそうですが、残念ながら「里帰りしている期間に水やりができず枯れてしまっていた」とのことでした。
3.2 9年目~10年目(現在)の記録
9年目(2024年)は枯れることなく元気に育ったとのこと。こちらの写真はクリスマス・イブの日に撮影されたものです。オーナメントが飾られたコニファーが、まるでモミノキのようにクリスマスを演出していますね
10年目(2025年)の6月、大きく育ちすぎたのでいったん剪定(せんてい)をされたそうです。現在も元気に育っているようなので、今後の成長も楽しみですね!
4. 1番大きいコニファーと1番小さなコニファーの成長比較
参考までに、きの子(@miekinoco)さんが記録された【2016年に植え付けたコニファーの中で「1番樹高が大きかったもの」と「1番低かったもの」の成長比較】を見てみましょう。
【1番大きいコニファーの成長記録】
- 2018年4月24日:約54cm
- 2019年3月19日:約72.5cm
- 2020年4月26日:約96cm
- 2021年5月3日:約135cm
- 2022年6月4日:約152cm
1番樹高が大きかったコニファーは、2018年〜2022年までに100cmほど成長したそうです。
【1番小さいコニファーの成長記録】
- 2018年4月24日:約27.5cm
- 2019年3月21日:約39.5cm
- 2020年4月26日:約46cm
- 2021年5月3日:約62cm
- 2022年6月4日:約100cm
2021年までは「同じ年に植えられたコニファーの中で1番小さかった」そうですが、2022年に大きく伸びて他のコニファーを追い抜き、1番小さいコニファーではなくなったとのこと。
同じ年に植えた同じ種類のコニファーでも、環境や個体差によって成長スピードが変わることが伺えますね。これからどのように成長するのか楽しみです!
5. まとめにかえて
今回は静岡県にお住いの寄せ植え講師・きの子(@miekinoco)さん宅で育てているコニファーの成長記録をご紹介しました。
最初から大きいサイズのコニファーを購入&植え付けるのも悪くありませんが、小さな苗木を時間をかけながら育てるのもとても素敵です!
庭にコニファーを植えたいとお考えの際は、ぜひきの子(@miekinoco)さんの成長記録を参考にされてみてくださいね。
また、今回のコニファーの成長記録以外にも、きの子(@miekinoco)さんのInstagramやブログにはさまざまな園芸情報が投稿されています。植物の育て方や増やし方、またお庭のプチDIYなどお役立ち情報が盛りだくさんなので、チェックしてみてくださいね。
きの子(@miekinoco)さん、ご協力ありがとうございました!
6. 【園芸に関する費用】2024年の園芸用品に関する支出は3848円
ガーデニングなど、新たな趣味を始めたいというとき、「どれぐらいの費用がかかるのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。
総務省統計局のデータによると、2024年の園芸用品に関する支出は3848円となっています。
6.1 園芸用品に関する支出は3000円台後半から4000円台前半で推移
- 2017年:3653円
- 2018年:3606円
- 2019年:3498円
- 2020年:3778円
- 2021年:3794円
- 2022年:4274円
- 2023年:3969円
- 2024年:3848円
園芸用品に関する支出は、2019年以前では全体としては減少傾向にありました。
しかしながらコロナ禍の影響もあってか、2020年より増加の兆しが見られました。その後2023年には減少に転じましたが、全体として近年は3000円台後半から4000円台前半で推移しています。
続いて、実際に園芸に利用する植物に関する支出も見ていきましょう。
6.2 園芸用植物に関する支出は、3000円台前後で推移
- 2017年:3509円
- 2018年:3198円
- 2019年:3068円
- 2020年:3226円
- 2021年:3370円
- 2022年:3476円
- 2023年:3301円
- 2024年:2922円
園芸用品同様、2020年から2022年にかけて増加傾向にあり、2023年には減少に転じていることがわかりました。
揃える道具や、育てる草花の種類によって費用は大きく変わってきます。
支出の金額を見る限り、ガーデニングは、比較的コスパよく楽しめる趣味といえそうです。これからガーデニングを始めたいという方は、ひとつの目安としてみてください。
7. こちらの記事もおすすめ!シクラメンの花がたくさん咲く「育て方のコツ」
【シクラメンの育て方】寄せ植え講師が解説!花がたくさん咲く「3つのコツ」初心者でも簡単です
こちらの記事では、SNSでガーデニング情報を発信している寄せ植え講師「きの子(@miekinoco)」さんの投稿動画「シクラメンの花を咲かすコツ」をご紹介。
「3つのコツ」を意識してお世話するだけで、たくさんの花が咲くようになるそうです。初心者さんでも簡単にできる作業ですので「今年の冬こそは満開のシクラメンを長く楽しみたい!」という方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- きの子さんInstagram「ゴールドコーン」
- きの子さんブログ:きの子のDIYガーデン「ゴールドコーン 追記していく」
- 総務省統計局 1世帯当たり年間の品目別支出金額(総世帯)
- きの子さんInstagram「シクラメンの花を咲かすコツ」
LIMOガーデニング部