3. まとめにかえて
国民年金と厚生年金の合計受給額が「月額10万円未満の人」と「月額20万円以上の人」とでは、月額10万円未満の人が4.9%多いことがわかりました。
年金の平均受給額は月額で約14万6000円であるため、月額20万円以上を受給している人は平均額よりも多いことになります。
厚生年金受給額を増やすには、年収を増やしたり加入期間を長くしたりする必要があります。
老後受給できる年金額を増やしたい場合は、スキルアップや資格取得などで年収アップを目指したり、勤務形態を変えて厚生年金に加入したりするなど検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 日本年金機構「は行 報酬比例部分」
- 日本年金機構「保険料額表(令和2年9月分~)(厚生年金保険と協会けんぽ管掌の健康保険)」
木内 菜穂子