2. 近年優勝常連校の「青山学院大学」は、「駒沢大学」と並んで第6位

箱根駅伝の優勝大学ランキング

John Hanson Pye/shutterstock.com

2位は、1922年から2011年まで13回の優勝を達成した早稲田大学でした。特に、粘り強い走りに特徴があり、復路で優勝回数16回は最多記録。箱根駅伝を常に盛り上げている大学として知られています。

早稲田大学は、1882年10月21日に創設された「東京専門学校」が前身。創立者は大隈重信で、1902年9月2日付で「早稲田大学」と改称して現在まで運営されています。

日本を代表する有名私立大学で、学生たちの学力が高く多くの著名人をこれまで輩出。また、各運動部が好成績を残し、箱根駅伝でも活躍しています。

3位にランクインしたのは日本大学。1935年の初優勝から4連覇し、これまでに12回の優勝を達成しています。日本大学は、出場回数が91回と早稲田大学に続く歴代2位となり、長く箱根駅伝を盛り上げてきた大学として有名です。

さらに、4位には順天堂大学が11回の優勝でランクインしました。「復路の順大」と呼ばれ、1979年から1989年に8回の優勝を達成。復路で追い上げるスタイルで箱根駅伝を盛り上げ、ファンも多い大学です。

また、今回のランキングで注目したいのは6位の青山学院大学でしょう。

近年、箱根駅伝で好成績を残している大学で、2015年に初優勝してから11年間で8回の優勝を達成。駒沢大学と並ぶ優勝回数です。

現在は箱根駅伝の3連覇を目指す大学で、今後もさらに優勝回数を増やしそうです。

原晋監督も有名となり、テレビなどのメディアにも出演中。箱根駅伝を通じて、青山学院大学を応援している人も多く存在します。

いかがでしたでしょうか。

箱根駅伝の強豪大学を見ると、全国的に有名な私立大学ばかりなのが解ります。箱根駅伝を走るために、優勝回数の多い大学に入学したいという学生が、全国に多くいることでしょう。

ちなみに、私立大学の学費は国公立大学と比較すると高い傾向にあります。

文部科学省が公表した「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果」では、令和5年度の私立大学(学部)における授業料は、前回の調査となる令和3年度と比べて3%増の95万9205円です。

もし、子どもが箱根駅伝の強豪大学に通いたいという時に備え、しっかりと貯金しておく必要がありそうです。

参考資料

LIMO編集部