4. 特色が分かれた文系と理系の順位、そして大卒の初任給は23万7300円

最後に、文系と理系にわけた順位を発表します。文系では、1位が伊藤忠商事、2位が日本生命保険、3位が大和証券グループとなりました。

以降は、4位に全日本空輸(ANA)、5位に博報堂、6位にバンダイ、7位にソニーミュージックグループ、8位に住友商事、9位に大日本印刷、10位に第一生命保険がランクイン。

また、理系では1位にソニーが選ばれました。2位に富士フイルムグループ、3位に伊藤忠商事、4位にNTTデータ、5位に味の素となり、特色が出ている結果です。

以降は、6位に三菱商事、7位に本田技研工業、8位に明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)、9位に任天堂、10位にSkyが続いています。

いかがでしたでしょうか。

伊藤忠商事が圧倒的な人気となりましたが、それ以外では男女、文理で特色のある結果となりました。

ちなみに、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、大卒の平均年収は約25万円です。同調査の令和5年版では、大卒で23万7300円となり、1年間で1万円ほど年収が上がりました。

現在の就活市場では、就職率が過去最高レベルに達し、学生たちは厳しい目で企業を選別しています。選ばれる会社になるためにも、今回のランキングを参考に企業努力を続ける必要がありそうです。

参考資料

LIMO編集部