5. 「年金生活者支援給付金」を受け取るための手続き方法
年金生活者支援給付金を受け取るには、所定の申請手続きが必要です。
新たに年金の受給対象となる人については、「年金生活者支援給付金」の手続きも年金請求と同時に行われるため、申請漏れが起こる心配はほとんどありません。
同封される給付金請求書に必要事項を記入し、老齢基礎年金の請求書とあわせて提出します。
一方、すでに年金を受給している人で、所得が下がったことで新たに対象となる場合もあります。
この場合は、9月1日以降に日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書」が送付されます。
請求書の太枠部分に記入し、郵便ポストへ投函すれば手続きは完了します。
ただし、すでに年金を受給している方のうち繰上げ受給をしている場合は、使用する書類の様式が異なるため留意しましょう。
一度請求を行えば、要件を満たしている限り翌年度以降は手続き不要で受給が継続されます。
継続の可否は前年の所得をもとに判定され、その結果は毎年10月分(12月支給分)から1年間反映されます。
また、給付額が改定される際には「年金生活者支援給付金支給金額改定通知書」が、支給対象外となった場合には「年金生活者支援給付金不該当通知書」が送付されます。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/証券外務員一種/FP2級
大阪府出身。大学卒業後、住友生命グループの保険代理店である株式会社保険デザインに入社。入社3年で管理職に抜擢され、マネジメント業務に従事。ライフプランの設計や家計相談、保険の見直し、資産運用のアドバイスなど、幅広いテーマで個人のお金の悩みに寄り添い、これまで1000世帯以上の相談を担当。自身もNISAやiDeCo、保険、投資信託、個別株投資を活用しながら資産形成に取り組んでいる。
現在はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として、顧客の課題解決に向け中立的で幅広い提案を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】