1.1 2019年度の調査結果

  • 家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている:20.1%
  • 家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている:54.0%
  • 家計にゆとりがなく、多少心配である:20.3%
  • 家計が苦しく、非常に心配である:5.1%
  • 不明・無回答:0.5%

1.2 2024年度の調査結果

  • 家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている:14.8%
  • 家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている:51.1%
  • 家計にゆとりがなく、多少心配である:21.8%
  • 家計が苦しく、非常に心配である:9.0%
  • 不明・無回答:3.3%

2019年度調査では、「家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている」と「家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている」の合計が74.1%でした。

しかし、2024年度調査では65.9%と大幅に低下しています。

新型コロナウイルス感染症の収束後から徐々に物価上昇が起こり、家計に大きく影響していることが考えられます。

実際、年金は毎年度増額が続いているものの、物価上昇率はこれを上回ります。一部のシニアの暮らしは、徐々に厳しくなっていると捉えられるでしょう。

【参考】現在の経済的暮らし向き(性・年代別、ひとり暮らしとそれ以外の比較)

経済的暮らし向きに関する調査結果

出所:内閣府「令和7年版高齢社会白書」