4. 「給付対象かも?」と思ったらすべきこと
まれに、自治体からの案内が届いていなくても、給付対象となるケースがあります。「給付対象かもしれない」と感じた場合は、すぐに住んでいる自治体に確認しましょう。
事前に、自治体のWebサイトで、定額減税の不足額給付についてチェックしておくとよいです。給付のスケジュールや手続きの仕方、連絡先などが書いてあります。また、給付対象かどうか判断するフローチャートを設置している場合もあります。
不足額給付については、多くの自治体で専用のコールセンターを用意しています。そのため、役所・役場に直接行っても応じてもらえない可能性があります。問い合わせ先とコールセンターの有無を必ず確かめておきましょう。
連絡先がわかったら、コールセンターなどに問い合わせて「自分は案内が届いていないが給付対象の可能性がある」旨を伝え、支給要件に該当するかどうか確かめてもらいましょう。該当する場合は、コールセンターなどで手続きについて案内してもらい、指示のとおりに作業を進めてください。
5. まとめ
定額減税の不足額給付は、本来減税されるはずだったお金を受け取れるものです。物価高への対策として打ち出された政策のひとつなので、忘れずに受け取って家計管理に役立ててください。
参考資料
- 国税庁「令和6年分所得税の定額減税のしかた」
- 内閣官房「「定額減税しきれないと見込まれる方」への給付金(「調整給付金」)のご案内」
- 横浜市「定額減税補足給付金(不足額給付)のご案内」
- 北区「定額減税を十分に受けられなかった方への給付金(不足額給付)」
石上 ユウキ