4. 老後資金は早めに準備しましょう
70歳代の二人以上世帯では、金融資産の保有額に大きな差があり、二極化の実態が浮き彫りになっています。
公的年金は2025年度は1.9%引き上げられたものの、夫婦で月23万円程度にとどまり、生活費をまかなうには貯蓄との組み合わせが必要です。
老後の家計は「年金+貯蓄」で支える構造が基本です。
ゆとりある暮らしを送るには、現役世代のうちから資産形成を意識しておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」
- 厚生労働省「令和6(2024)年簡易生命表を公表します」
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から1.9%の引上げです~」
- 総務省統計局「家計調査報告[家計収支編]2024年(令和6年)平均結果の概要」
円城 美由紀