3. 貯蓄額は二極化の傾向に。今から貯蓄を習慣化してみよう
60歳代・ひとり暮らし世帯の貯蓄額について見てきました。
貯蓄額の平均は一見多く見えるかもしれませんが、実態を見ると貯蓄を持っている世帯とそうでない世帯の二極化の傾向がありました。
中央値に関しては、金融資産非保有世帯を含むデータでは350万円となっているのに対して、貯蓄がある世帯のみに絞ると960万でした。
貯蓄は短期間では難しいものです。そのため、長期的にお金を貯めていくことがポイントになるでしょう。
毎月の積み立てを始めてみたり、毎月の支払など家計の見直しをしてみたりなど、自分にできることから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
石川 晴香
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元銀行員
明治学院大学卒業後、株式会社常陽銀行に入行。公共債、投資信託、外貨預金、生命保険、金融商品仲介などの販売を通じて、個人顧客向けに資産運用提案業務に従事。特に投資信託、保険商品の新規提案を得意とし、投資初心者にも分かりやすい丁寧な提案が強み。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
金融投資メディアでの執筆・編集を経験したのち、2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年7月7日更新)