定年退職後も、企業の再雇用制度を利用したり、パートなどで働いたりすると、取り崩す分が減るので、老後資金にも余裕が生まれるようになります。

また、現役世代に副業で小遣い程度でも収入があるモデルを確立できていると心理的にも楽になりますし、定年退職後には副業を本業にかえつつ、さらに時間をかけることができるでしょう。

余裕資金で投資を行う

60代で投資をする場合は、余裕資金で行うことが大切です。60代の人が注意したいのが、知識や経験がないのに、退職金をすべて投資に費やして失敗してしまう例です。

老後の資金を増やすために、投資を行うことは一つの選択肢ですが、60代からは守りの姿勢で行うべきです。リスクを考慮してリスク性資産の保有比率などを考慮する必要があります。