季節としては夏が終わりましたが、日々暑い日が続きますね。経団連の調査では、今年の夏のボーナスは平均で99万848円と発表しました。ボーナスをもらった方はレジャーなどに使った方も多くいたかもしれません。
最近では、ボーナスを使わずに貯蓄に回す方も増えてきているようです。
貯蓄の目的は様々ですが、若い世代でも将来の老後に備えている人も少なくありません。
今回は、「年金支給時に最低準備しておく金融資産残高」や年代別の「貯蓄額」などについて詳しく解説していきます。
1. 「年金支給時に最低準備しておく金融資産残高」は平均いくら?
J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」を参考に、20歳代~70歳代が考える「年金支給時に最低準備しておく金融資産残高」の平均額を見ていきましょう。
各年代が考える「年金受給開始までに最低限準備しておきたい金融資産額」は、平均でおよそ1500万円〜2300万円となっています。
- 20歳代:1512万円
- 30歳代:2024万円
- 40歳代:2304万円
- 50歳代:1916万円
- 60歳代:2110万円
- 70歳代:1738万円
必要な生活費はライフスタイルによって異なりますが、物価上昇が続く中、老後に困らないだけの資金は確保しておきたいところです。