2. 20~70歳代の貯金額は?
「自分の貯金額は、同世代の中で多いのか?」という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
以下で、単身世帯と二人以上世帯の貯金額を見ていきましょう。
2.1 単身世帯の場合
単身世帯における、貯金の平均値と中央値は以下のとおりです(金融資産を保有していない世帯を含む)。
一般的に、平均値よりも中央値のほうが実態に近いといわれています。同世代の貯金状況と比較して、貯金額が多いのか少ないのかを把握してみてください。
もし貯金額が少ない場合、「収入を増やす」「支出を減らす」という両面のアプローチで、貯金を増やしていきましょう。
2.2 二人以上世帯
続いて、二人以上世帯の貯蓄状況を見ていきましょう(金融資産を保有していない世帯を含む)。
二人以上世帯の貯蓄の平均値は、どの年代も単身世帯よりも多い結果となりました。
昨今は共働き世帯が増えているため、世帯全体の収入が二人分になり、効率よく貯金できていると考えられます。
世帯人数が二人になっても、生活費が倍になるわけではありません。
単身世帯よりも、夫婦二人世帯は貯金がしやすいといえるでしょう。