4. 「お金との向き合い方」を見つめ直してみよう
本記事では、経済的にゆとりのある層の「お金の使い方」に注目し、その特徴を詳しく解説していきました。
日本における富裕層は、「純金融資産1億円以上」を保有する世帯と定義されており、この層は過去10年以上にわたり着実に増加を続けています。
その背景には、株価の上昇や円安の長期化など、複数の要因が影響していると考えられます。
また、高所得者層では「モノ」よりも「体験」や「人との関係性」に価値を見出す傾向が顕著であることも調査で明らかになりました。
中でも、年収2500万円以上3000万円未満の「アクティブ・ラグジュアリー層」は、自分らしいライフスタイルの中で今この瞬間の体験価値を追求する姿勢が強く見られます。
これからの時代において、「お金の使い道」はその人の価値観や生き方を表すものとなっています。
今一度、自身のライフステージや目指す生き方に合わせて「お金との向き合い方」を見つめ直してみるのも良いかもしれません。
参考資料
- Black Card I株式会社 ラグジュアリーカード「【新富裕層のライフスタイル調査】消費行動の転換点は年収2,000万円と3,000万円の2段階!体験と関係性の投資に積極的な「アクティブ・ラグジュアリー層」の実態が明らかに」
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」
マネー編集部ウェルスマネジメント班