物価高が続いているなか、「老後に向けた生活資金の準備」も並行して進めていく必要があります。
みなさんは、老後生活にどれくらいのお金が必要だと考えていますか。
J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」によると、50歳代が考える「年金支給時に最低準備しておく金融資産残高」は平均1916万円、「老後のひと月当たり最低予想生活費」は平均37万円でした。
なかには、「年金だけで生活していくことが難しい」ケースもあるでしょう。
日本では「年金生活者支援給付金」という恒久的な支援制度が、2019年からスタートしています。
今回は「年金生活者支援給付金」の支給対象者や給付基準額、請求手続きの方法についてわかりやすく解説します。
