5. まとめ:老後にむけて
年金だけで100%生活できる世帯は、全体の43.4%のみです
若い世帯ほど、年金に頼るという考え方が少なくなっているのではないでしょうか。
今の65歳以上世帯の貯蓄額も確認しましたが、順調に貯蓄を進められるかどうかは世帯状況により異なります。
できるだけ早いうちから、将来に向けて計画を立てていきましょう。老後の対策として、やみくもに貯蓄をするのはあまりおすすめできません。
- 年金や退職金の見込額を知る
- 老後の支出額をシミュレーションする
- 足りない金額と老後までの期間を逆算し、月々の積立額を決める
このような目標設定が大切になるでしょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
- 公益財団法人 生命保険文化センター「セカンドライフの生活費は現役時代とどう違う?」
太田 彩子